607年 小野妹子を隋に派遣(遣隋使)

夢子

2015年01月27日 11:11

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607年 小野妹子を隋に派遣(遣隋使)



第1回 遣隋使
600年 最初の遣隋使を送る


第2回 遣隋使
607年 小野妹子が国書を持って隋に派遣させる。しかし隋皇帝の煬帝(ようだい)を怒らせる


『隋書』によると、倭からの国書は『日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや云々』となっていた。

煬帝は皇帝として天命を受け、天から地上世界の支配を託された唯一の存在である天子として君臨していた。国書を見た煬帝は立腹し、外国使節の迎接を担当する鴻臚卿(こうろけい)に、『蕃夷(ばんい)の書に無礼があらば、二度と聞き届けなくてよい』と言っています。

隋にとって、今回の使者は無礼千万だが、隋と対立する高句麗へのけん制という効果も考慮し、翌年小野妹子は無事帰国する。



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